J project



 << テーマは「日本」 >>
 このプロジェクトは「日本」がテーマです。「J」は「Japan」の頭文字を表します。私が長年撮り続けてきた飛行場(特に空港)や、日本の四季折々の風景などを求めて全国各地を撮影してきました。

 2003年から「東北の空港」をテーマに撮影してきた「Project SX」は、やがて全国の空港を巡回する礎となり、私の空港撮影のスタンスを築き上げました。2006年7月からは、この Project SX を包含する形で全国展開する「J project」に移行しましたが、その後、旅行スタイルの変革や大幅な撮影対象の増大により、プロジェクト開始時から比べると、著しくプロジェクト自体が肥大化してきました。あらゆる交通機関を駆使し、その移動中も撮影対象にし、2010年の春からはデジタル一眼レフの導入により、撮影後、時間を置かずにサイトにアップするスタイルまで辿り着きました。

 しかし、2011年3月の東日本大震災の発生に伴い、プロジェクトの一時中断を余儀なくされ、更に同年9月には持病の精神疾患の変調期に突入。これらが分水嶺となり、撮影もサイトの更新もままならない長い低迷期に入りました。
 持病の変調期自体は3,4年程で終息しましたが、その後も残存症状に苦しめられました。10年越しの長い闘病となりましたが、苦しいながらも病状は僅かずつ改善し、それに伴いリハビリ撮影もコンスタントに行えるようになり、コロナ禍明けの2024年10月には9日間の遠征旅程も無事消化しました。

 しかしながら、この10余年の歳月の経過は、闘病による運動不足と老化の進行により、体力の著しい減退を招き、重いカメラ機材の携えや長距離の徒歩移動は不可能な容態となっていました。

 今後はスナップを基礎とし、野宿もとりやめ、携行機材も極力減らした、これまでとは真逆の一人旅スタイルとなります。全くの病人となり果ててしまいましたが、体が動く限り、気力が続く限り、生涯現役スタイルを貫いていきたいと思います。

2024.12.16
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 ★Project SX
 2003年から「東北の空港」をテーマに「Project SX」と題して撮影を続けてきました。
 新潟を含む東北7県全11空港を対象として、航空機は元より、空港ビル内外にもカメラを向け、「その空港らしさ」や空港ターミナルビルの美しさ、そこで働くエアライン・スタッフなど、空港そのものに主眼を置いて撮影してきました。
 翌年の2004年に開始した「全国の飛行場」にもこのポリシーを反映させ、両プロジェクトが相乗作用で互いにフィードバックしあうことを目指してきました。

 「SX」とは、各空港のICAOコードに由来します。
青森空港
三沢空港
大館能代空港
秋田空港
いわて花巻空港
山形空港
庄内空港
仙台空港
福島空港
新潟空港
佐渡空港
RJSA
RJSM
RJSR
RJSK
RJSI
RJSC
RJSY
RJSS
RJSF
RJSN
RJSD
 ICAOコードは全世界の飛行場を区別するための標識となるアルファベット4文字の略号です。
 最初の2文字「RJ」は日本を意味します。そして東北には、3文字目に「S」が当てられています。4文字目は各空港を識別する文字です。
 そこで、「東北への挑戦」の意を込めて『Project SX』と命名しました。

 もともと手近なところから始めたのが、現在のJ Projectの原点です。Project SXが過去のものとなってもこの原点を忘れることなく、これからも常に初心に返る気持ちを大切にして、撮影を続けてまいります。